かつて、文豪たちは、それぞれ、師と仰ぐ文豪の作品を書き写して書く力を鍛えたようだ。
たとえば太宰治は、師匠の井伏鱒二の作品を書き写して修行を積んだらしい。
読書家によると、太宰治の作品は文章作法をはずしているらしい。私にはよくわからないが。
だが、仮にそうだとするなら、
それにも関らず凄まじい訴求力をもつ太宰の全作品を私は書き写してみようかと思ってしまう。
ある程度の壁をこえるのに原稿用紙最低3,000枚。作家を目指しているわけでもないが、
そこに辿り着いてみたい気もする。 2012/05/31 谷澤(-。-)y-゜゜゜