知らず知らずのうちに人に迷惑をかけてしまうことってありますよね。
といっても、「知らず知らずのうちに」というくらいですので、なかなか思い当たることはないかもしれません。
そして、気づかないかぎり、改めようがありません。
わたしは一昨日、自分の日ごろの行動をふりかえってみたのですが・・・。
自分の至らない点、おそらく人に迷惑をかけたであろう行動に、いくつか気づかされました。
おそらく、漠然と顧みたところで、それらに思い当たることはなかったでしょう。
「あること」をきっかけとして、そこからいろいろと考えた結果、おのれの行動を反省することになりました。
きっかけとなった「あること」の内容を深く書くつもりはありませんが、
ようするに、他人の行動を迷惑だと感じたとき、
なぜ不快に思ったのか、なぜそれを迷惑に感じたのか、
そのあたりをしっかりと考えなければならないようです。
パターンは違っても、結果としてまわりに与える影響は同じことは結構あるものです。
ちょっと話が分かりづらいかもしれませんね。
たとえばですが、
「授業中にヒソヒソとあいつらうるさいな。おれは人の勉強のじゃまになるような私語はしていない。注意してやる。」と思っているAくん。実は、授業中のペン回しの練習中で、ガチャガチャとその子たち以上にまわりをいらいらさせている、
というようなパターンでしょうか?
なんだか何が言いたいのかわからないような文になってしまいました。
今回、生徒のみなさんに言いたかったのは、「何か失敗したとき、どの点がいけなかったのかをしっかりと考えましょう。」ということです。
前回の通知表が思わしくなかった子たち、原因はテストの点だけではありませんよ。
普段から、「頑張っている」、「しっかりと勉強している」という印象を先生に与えている子たちは、少しくらい点数が下がっても「今回はたまたま、そういうときもあるよね」と思ってもらえるのか、通知表にそんなに響いていません。
「最近の様子を見てれば、点数が取れなくて当たり前だね」と思われるから通知表が下がってしまうのではないでしょうか?
中2・3のみなさん、普段の自分の行動を振り返り、ちょっと考えて見ましょう。
2012-05-26 鎌田