先週は、「今の私はついているかも」という話になりましたが、今週は途中からちょっと仕事はおさえぎみにして、なるべく慎重に事を進めました。
「調子にのっていると、足元すくわれるよ」と、ウチのきなこさんに夢の中で言われたこともありますが、単純に「木曜日の胃カメラが気になって、思いきった行動に移れない」という理由もありました。なにしろ根が気が小さいので。
胃カメラは、無事終わりました。ちょっと大きめのポリープとか見つかったので、無事というわけでもないのですが。悪性でないことを祈るばかりです。5月1日に結果判明。
胃カメラの検査のときは、前の日の夕方から何も食べられないのですが、塾の仕事をしていると、夕飯は軽いのになってしまうので、実質前の日の昼くらいから、次の日の朝まで何も食べずに行きました。
するとどうでしょう。いつもより、からだの調子が良いのです。いつも食べ終わったあとや飲み終わったあとに起こる、「ザー」というテレビの砂嵐のような耳鳴りはしませんし、頭がクラクラすることもない。
よく考えたら、これは当たり前かも。食べたり飲んだりするときに飲む水分を、移植腎が処理しきれない(?専門家でないのでそう想像するのですが)ために、からだがグラグラするのですから、食べたり飲んだりしなければ、その分移植腎がお休みできるので、いろいろなからだの嫌な症状はおさまる……という理屈です(あくまで想像です)。
これは大発見かも…と、喜んだのですが……
ダメじゃん。食べたり飲んだりをやめたら死んでしまう。うまくいきませんねえ。
新年度がはじまったころは、今年の合格のときの感動がひきずっていて、何事も「イケイケドンドン」な感じだったのですが、さすがに最近、慎重に「ちょっと待てよ」と立ち止まるようになりました。しばらく足元も見えていなかったので。
今週はちょっと立ち止まって、まわりがうまくいっているか、じっくり点検する週にしないといけないなあ。自分の中での連絡ミスとかも目立ってきたし。
なんて思いつつ、みんなから報告を受けた通知票を整理していたら、またまた頭に血がのぼる事件が発生。「ちゅ、中2の内申が…このままではまずいかも」
しばらく「中3がまずいかも…」とか、中3中心に考えてばかりいて、もちろんまだまだ中3は心配だらけなのですが、中2の内申…目もあてられない状況です。もちろん、悪いとはいっても、オール3はみんなあるのですから、ふつうの塾からみたら、上の方の子たちばかりなのかもしれませんが、何しろこの光の泉、何とか岐阜高校にいれなければならない塾…その基準でみると、そうとうピンチな内申なのです。
思わず、感情に任せて、「警告」の文章をうってしまいました。ちょっと立ち止まって慎重に…といっていたのは束の間。またまた頭に血がのぼって突っ走ってしまいました。
まだ配ってはいないため、今日のペアの先生にも見せて手直しとかしてもらったのですが、そんなにトーンは下げませんでした。
というのは、最近の通知票のようすは、塾でのようすや評判が思わしくない人が、そのまま学校での通知票にあらわれている感じがしたからです。
昔の光は、すごく努力しているのに、通知票がなかなか上がらない…というかわいそうな子ばかりだったイメージがあるのですが、ここ2、3年は、「ふだんの取り組む態度が明らかに悪い=授業態度が悪い=学校での授業態度も悪い=通知票が悪い」という、同情の余地のない、「自業自得」的な生徒が目立っているのです。努力しているのに…というメンバーもいることはいるのですが、学年にせいぜい1人か2人です。
おまけに今年から、特色化選抜がなくなり、ますます通知票の比重が高くなりそうだというのに…逆転合格は難しいよ…と何度も言っているのに。
たぶん人生なめているんだろうなあ。このままだともう知らないよ。
光の泉本校校長
松田 一哉