幼児・小学生・中学生・高校生一貫教育 伝統と実績のキタン塾

お問い合わせ専用ダイヤル電話受付
0120-757-848 月〜金 11:00〜19:00
※土日・祝日を除く
本部 | 岐阜県岐阜市日野東7丁目2番1号 TEL.058-241-0599 FAX.058-241-1610
会社概要     サイトマップ     リンク
お問い合わせ・資料請求
キタンについて コースのご案内 校舎のご案内 合格体験記 合格実績

トップページ  >  キタンのブログ一覧  >  キタン塾ブログ  >  塾の先生の全国模擬授業大会in名古屋

キタンのブログ
最近の投稿
月別アーカイブ
カテゴリー
教育理念
選ばれる理由
コース一覧を見る
キッズコース
小学部コース
中学部コース
高等部コース
合格体験記
キタンのブログ
キタン塾ブログ
キタン塾ブログ
2011.11.05|塾の先生の全国模擬授業大会in名古屋

「塾の講師の模擬授業全国大会in名古屋」を見学してきました。300人の定員で油断していたら、結構な人数の応募があったみたいで、私はたぶん290人くらいのところ。申し込み完了の返事が来てすぐ、「申し込み締め切りました。」のメールが来るくらい、盛況でした。ほかのスタッフも誘おうと思っていたのですが、仕方なくひとりで行くことに。

会場はびっしり。まわりが全部塾の先生だと思うと、これはすごい光景だなあ、と感心することしきり。ぐちゃぐちゃになりながらも、それぞれの教室に誘導されると、そこには見慣れた感じの白板が。光の泉は黒板ですが、最近の塾はほとんどが白板です。それに赤と黒と青のペンで書きます。

やはり数学が専門だからと、数学の第2教室を見学することに。国語・理科・社会は1教室ずつだが、数学と英語は3教室もあります。競争率はげしそう。

数学の第2教室では、自分とタイプの似た、福永和也先生という人を応援したら、みごとその先生が、第2教室の代表選手に。

その後、数学の代表決定戦があり、福永先生はそこで惜しくも敗退。その会場はまあまあ大きなところで、こんな場所で授業出来たら、気持ちいいだろうなあ、という感じのする、とてもデラックスな会場。

グランドチャンピオン決定戦まで、1時間の休憩があり、小ホールに会場を移し、今度は全員の前で、各科目の部門別チャンピオンが、台上でもう一度授業を。そこはもう、教室というよりもステージ。ピンマイクに、両端に同時中継のテレビ付。たぶんあの上で授業するのは、緊張するだろうなあ。

結局最後の閉会式が終わると、午後9時。午後1時に集合だったので、もう8時間にもなろうとしています。半日仕事でした。

今日は見学に来てよかったなあ。最初の感想はそれです。前にも書きましたが、毎日同じ生活が続く塾の先生(塾に限らず、普通の会社員はみんなそうかもしれないが)は、毎日同じメンバーと顔を合わせ、日々の仕事をそつなくこなしていく。そうした単調な日々が続いています。

そんな中で、ちょっと油断すると、うちの塾でいちばん授業のうまいのは俺だ。という慢心な心が芽生え、この小集団の中で、上へ上へと立とうとする。

自信を持つのはいいけれど、慢心、内弁慶はだめだ。もっと外の世界へ出て、もっとレベルの上の世界も見てこなくては。そうは思っていても、今までなかなか実行に移すことができませんでした。

ウチの奥さんの性格が、ちょっと移ってしまったのか、少しでも外の世界を見たい…という今回の行動は、私にしては積極的です。テンションが上がって、帰りにまだ寄ったことのない、はじめてのラーメン屋に顔を出したくらい(あまり関係ないか)。

塾の先生のこうした大会だと、パフォーマンスにすぐれたものが勝ち上がるのかなあと予想していたのですが、なかなか芯の通った、本式の授業をする先生も勝ち上がっていたりして、見ごたえ十分。

大学を卒業したころは、塾の先生は、とりあえずの生活費を稼ぐ手段であって、そんなに一生懸命ではなかったのですが、小さい塾にかわったころから、この仕事がなんとなく気に入り、でも、そのときも、「世間に認められていない職業」という気持ちが抜けきらなかったのだが、岐阜に来て、今の仕事になってから、結構ハマったこの仕事。

それでも、まだまだ「お遊び感」が抜けず、どこか本気になっていない部分も、余力として残していた。

おまけに、昨年、ダメ押しのように、智恵子さんが逝ってしまい、「お金を稼ぐ」理由もなくなってしまっていた。ある意味、生きる意味も最近はなかった。

そんなことではいかんよ。と、草葉の陰から思っていてくれたおかげか、急にこの会に参加しようという気になって、心地よい、高揚感を味わえたことは、単純にとても嬉しい。

同じ塾の仕事を、本気で一生懸命やっている人たち(なかにはそうではなく、私のように迷って来ている人もいるのだろうが)の顔を見ると、中途半端な自分が恥ずかしくなってくる。

塾の仕事が「恥ずかしい仕事」だという意識を、まだ少し持っていた自分も恥ずかしい。

純粋な顔をして、純粋に相手に教えようという熱気を、久しぶりに感じた。

もちろん、今のまわりのスタッフからも、そうした熱気は感じるのであるが、やはりお互いに「本当の実力」は知っているわけで、ツーカーの仲からは、何も新しい、ドキドキした気持ちは生まれない。

得体の知れない、実力が計れない、未知の相手の熱気を感じ、魂が揺さぶられるような感覚は久しぶりに味わった気がする。

しめきってなければ、光のスタッフにも、見せてあげたかったなあ。きっといい刺激になったと思う。

この大会も1年くらいあとにまたある(らしい)。そのとき、今度はみんなと一緒にもう一度見てみたいし、実際にウチのメンバーが出場して、いいところまで勝ち上がれないかなあ。とも思っている。

ただ、それには、十分な作戦が必要かなあ。今のクローバー学院の講師たちも、実力はあると思いたいが、何も訓練せず、ぶっつけで参加したら、きっと惨敗してしまうのではないか。クローバー学院のベストな2人(たとえば浪上先生とか谷澤先生とか)が出場したとしても、1回戦が勝ち抜けるかなあ。そんな厳しい状況。なにせみんながみんな、授業がうまいんすよ。圧倒されそう。

もちろん、冷静に考えれば、イベントで行う授業は、ふだんの授業より誇張(デフォルメ)されているだろう。イベントならではのテクニックをひととおりマスターしないと、「いい授業はできても勝ち上がれない」となることは明白だ。

ただ、そうした部分を差し引いても、見学したり、実際に出場したり、そうすることが無駄とは思われない。きっといい経験になりそうだ。

来年誰か、この大会に出てみようという、勇気ある先生はいないかなあ。

クローバー学院の生徒たち。この大会に出場させてみたい先生がいたら、私にこっそり教えてください。みんなの推薦ならば、その先生も出場せざるを得ないと思います。光の泉の先生でなくともよいですよ。クローバー学院のどの先生でもかまいません。この先生なら大丈夫という好きな先生を推薦してくださいね。

光の泉本校校長 松田 一哉

お気軽にお問い合わせください 0120-757-848

PAGE TOP