今日も休みでしたが、朝何とか起きることができたものの、昼くらいには寝てしまい、気がついたら日は沈んでいました。
夏休みは仕事が大変なのですが、この疲れ方は尋常でない。やはりその分年をとったのか、それとも体調のコントロールが悪いのか。
仕事をする上で昔も体力があったかというと、そうでもなく、体調はどっちもどっち。すると、仕事に対する取り組み方の問題か。
最近はすぐ弱音を吐いて、「この仕事は大変だった。こんなに苦労した。」とつぶやいてしまう。前はもっとプライドがあって、どんなに大変な仕事であっても、「今やっている仕事はたいしたことないやつだから。」「まだまだ余裕はあるよ。」とやせがまんできたのに。
ほんのちょっとした「やらなければならない仕事」をしただけで、すぐに「今日は忙しかった。ほんとに大変だった。なんとかやりとげた。」と、さも「たいした仕事をやった」ふうに言ってしまうのはどうしようもない。わかっているはずなのに直らない。
夏期講習はもちろん準備も大切なのだが、むしろ、講習に入ってから、どれだけ整えられるか、どれだけ修正できるか、どれだけデータを仕上げられるか…が勝負なのに、その2枚腰の体力がまったくない。もうちょっと馬力があってもいいのになあ。なかなか動きが悪くて、自分自身にいらいらしてしまう。
新人だったころ、誰だったかに、「いろいろアイデアを出すのはいいと思うが、なぜそれを『私がやりましょうか』と言えないのか。それを仕上げるのは全部俺の仕事か」と言われたことがあった。そのときは相当こたえたが、今では私の気持ちの支えになっている。体力が落ちた今だからこそ、「まずは自分がやろうか」という気持ちでないといけない。
とりあえず、誰かに言っておけば、自然にその用意がされている。という甘えが常にあって、なかなかテキパキと自分から動き出せない。その癖、口ばかり達者になって、「動かないくせに語る語る語りまくる」こうなってくるとどうしようもない。そんな自分を少しずつでも直していかなければと思う。
夏は暑いが「暑い」というとよけいに暑くなる。まずはこのセリフを言わないようにしよう。明日の朝から、また新人のころのような気持ちで仕事に取り組もう。
とは思っているのですが、明日になったら、また「暑い暑い」と言ってそうだし、この仕事頼むね…と気軽に依頼してしまいそうで、そんな自分がたまらなく嫌です。
光の泉本校校長 松田 一哉