トップページ > キタンのブログ一覧 > キタン塾ブログ > 切磋琢磨
ある村の木こりたちは、切った木の数に応じて毎日賃金をもらっていました。
そこに、もう一人木こりがやってきました。
その木こりは、昼飯のときも昼休みも休まず木を切り続けました。
でも、1日に切った木の数は、他の木こりたちと変わりませんでした。
他の木こりたちは、昼休みに自分の斧を研いでいたのでした。
「ただ、コトをすすめればよい」「まじめにがんばりさえすればよい」ってわけじゃないとすると、なかなか厳しい話です。
しかし、常に持つ力を自覚し、自分の能力を高めることが大切だということを教えてくれるなかなか面白い小話でもあります。
『自分の斧を研ぐという行為』を忘れた悲しい大人の姿を、
子どもたちに見せたくないものです。
7/14/11 谷澤
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