無粋なことを嫌った文豪夏目漱石の逸話を1つ紹介
I love you.
この部分を「我君ヲ愛ス」と訳した学生に対し、
教師であった夏目漱石は、・・・・・
「月が綺麗ですね」と言いなさい。それで伝わりますから・・・と言った。
その時代はまだ「愛」という言葉は一般的ではなく、「情」の時代であった。
だから、「愛している」という直接的な言葉は日本人の感性に合うものではなかった。
(※ちなみに二葉亭四迷は「愛している」の代わりに「死んでもいい」と訳したそうだ。)
こんなキザなことはなかなか言えない。でも、いろんなコトバで、いろんな人に、
「I love you.」や「Thank you.」・・・etc をもっと伝えないといけない!!
と、頭では分かっている。 2011-06-02 谷澤