かさはらひろし
去る5月31日キタン塾日野坂校で小学5年生の理科実験が行われました。
先月に続き、光の性質を調べる実験として、鏡を2枚組み合わせて潜望鏡を作りました。
使用する鏡がプラスチック製のもので、筒にはる際にどうしても微妙にゆがむことが、私たち講師が事前に準備した際にわかっていました。
私たち講師がていねいに慎重に作っても、できる像はかなりゆがんでしまいました。
生徒が作るものはどんな像になるか、心配し、半ばあきらめもしていました。
ところがFくんが作った潜望鏡はほとんどゆがみがなく、像が鮮明でした。
掲載した2枚の画像は、Fくんの潜望鏡を通して撮影した、黒板の文字です。
私にとってこの「F」は、日本放送協会が初めてブラウン管に映し出した映像である「イ」の文字ほど貴重なものに思われました。
うーん、やるなF。後生畏るべし。