GW終わりましたね。みなさんはどんなGWでしたか。私は29日(日)のクローバー学院全体会議が終わった直後から、3日間くらいずっと寝ていましたよ。
後半になって、さすがに1つやっておかなければならないことに気づき、一度だけPCをあけました。すると、その日1日中ずっと、そればかりしていました。やったことと言えば唯一それだけです。
GW最後の日に、妹の友達が遊びにきていて、それが唯一外部との接触だった感じです。ほとんど寝倒したGWでした。
今日から日曜講座がはじまって、明日からふつうのコースも本格的にはじまります。
この時期、いちばん心配なのは、「五月病」=「勉強やりたくない気分になる季節病」です。軽いものならよいのですが、ぐっと重いものになると、「塾を休む」→「塾をやめる」と悪い方へ気持ちが傾きます。
それが本当にこの五月だけにおこる季節病だけであるなら、厳しく接してかまわない。「さぼりたい気持ちに負けないで、がんばって塾に通おうね」と言えばすむことなのですが、本格的に精神がまいってしまって、「勉強に疲れ切ってしまった」みたいなことだと慎重に対処しなければいけません。
GWに入るころから、そうした相談をポツポツ聞いているのですが、その中だけでも、そうした2種類の悩みが感じとれるので、GWがあけた明日あたりから、そうした相談も増えるのでは…と心配しています。
お子さんの様子が変だなと感じたら、遠慮なく相談してほしいのですが、その前に、お子さんの状態が、軽いものでただのわがままともとれるものなのか、それとも深刻に考えたほうがいい場合なのか、よく観察してほしいです。
それによって、こちらのアドバイスが180度ちがってくる場合があるからです。
光の泉の場合、5月を過ぎてからグンと伸びる子もいれば、5月すぎたらただの人になってしまう子もいます。GW過ぎのこの季節は、成績の上でも変わり目の季節といってよいでしょう。
特に深刻な状態とわかったら、まずは少し休み、やる気がまたよみがえってくるのを、保護者の方が辛抱強く見守っていくしかありません。そうなる生徒は、生真面目で、優しい気持ちをもった子がなりやすく、早くの復帰を願うばかりです。
先日もこうした相談を受けましたが、その子は、まだ塾に入りたてのころ、私の奥さん(まだそのころは生きていた)に、猫の切り絵を作ってプレゼントしてくれて、智恵子さんはたいそう感動していました。
そういった優しい気持ちの子が、勉強に対して悩んでしまうのは、見ていて、とてもつらいことです。
「今休んでしまったら、もう二度とついていけない(泳ぐのをやめたら死んでしまうマグロのような状態)」といった緊迫感が、やはり光の泉全体に漂っているのでしょうか(最近は漂っていない元気すぎる生徒も多く、逆の心配もしていますが)。
実は勉強というものは、何かの障害があってできなくなったとしても、時期をおいて、(きちんとやりなおそうという意志さえあれば)意外に楽にやり直しはきくもんだよ。そう思います。私もそうだったし、智恵子さんなんかまさにそうでした。そんな励まし方しかできませんが、ぜひ早く立ち直ってほしいと願っています。
光の泉本校校長 松田 一哉