こんにちは、中林です。
インターネットが各家庭に普及した昨今、親や祖父母よりインターネットの情報を信頼する子どもが増えているそうです。
「あなたは質問があるとき、だれに聞きますか。」というアンケート(対象は6歳から15歳の500人の子ども)の結果、半数以上の54%もの子どもが「親に聞く前にまず検索エンジン(GoogleやYahoo!)で調べる。」と回答したそうです。「疑問があればまず親に聞く」といった回答は約25%、「分からないことは先生に聞く」と答えた生徒はたったの3%しかいなかったということです。
「先生」という職業をやっている身としては悲しい限りですが「スルメイカの生態」「思想家ウィトゲンシュタインの後期の著作」「型式番号RX-77-2のモビルスーツの名前」「AKB48のメンバー柏木由紀(通称ゆきりん?)の誕生日」など、われわれには容易には答えられない質問においては、インターネットには到底かないません(まあ、答えられる人もいるのでしょうが…)。
最近ではテストの問題を質問すれば、解答を教えてくれるといった、われわれの領分を侵してしまうようなことさえできてしまうようです。
こんな時代だから、われわれはただの「物知りのおにいさん(おじさん?)」ではなく、インターネットとは異なり、面と向かって何かを伝えられるような指導をしなくてはいけないと心に誓うのであった。
–To be continued–